SCBT英検の受検を検討している方、
または、受験をした方
個人成績表が届いたらぜひ見てください。
バンド?CEFR?
スコアと、正答数違うの?
???と思われている方も多いと思います。
なんだかよくわからない。
でも合格したからまたいいかと
思われてるかもしれません。
このようにバンドやCEFRについて
疑問を持っている方なっている方へ
今回は私が受験した英検CBT2級の個人成績表を
もとに
バンドやCEFRなどについて説明していきます。

英検の結果にバンドってあるけど、なんのこと?私も最初はわからなかったんだよね。

英検の結果が送られてきたけど、バンドとかなんとかって無視していいのかしら。
合否だけ見てたけど、ちょっと気になってきたな。
この記事では
この記事では、英検成績表に書かれているバンドについて説明しています。
バンドとは、
各級の一次試験、二次試験の合格スコアを起点とし、スコアを25点刻みに区切ったものです。合格スコアを上回る一つ目のバンドは+1となり、その上のバンドは+2となります。下回った場合は数字の前に"-"が付きます。
不合格の場合は合格点までの距離がわかり、合格の場合は、どのくらいのレベルで合格できたのかを実感できる指標となります。
日本英語検定協会より
バンド1=25点です
合格基準スコアをもとに、バンドがいくつかということで合格までの道がわかります。
-1なら基準スコアより25点未満足りなかったということ。
+1なら基準スコアより25点未満超えていたということです。
☆彡同じ不合格でも、バンド-1の人と、-20の人では意味が大きく違うのです。
-1であれば、またすぐに受検しても受かる可能性がありますが
-20ですと、かなり復習が必要ですね。
ですので、自分の目標を設定をするのにも役に立ちますよね。
英検合格基準点
Scbt英検2級合格した私の成績を分析
私の成績
- 2020年Scbt英検2級合格
一次試験 | 二次試験 | |
スコア | 1575 | 469 |
バンド | +3 | +1 |
基準スコア1520なので+55で合格基準を満たしています。
バンドは+1につき25なのでギリギリ+3になったのかなと思います。
二次合計:469 バンド+1
基準スコア460なので+9でぎりぎり合格しています。
私の考察
- 二次試験は、運良く合格している可能性が高い!
- 次の準1級までは、かなり勉強しないと厳しい!
- かなり重点をおいて、二次試験対策をしないといけない。
ここでもう一つ大切なことは、
必ず4技能勉強しましょう
Scbt英検を受験するさいに、一つでもあきらめてしまうと、評価をもらえないです。リーディング、
ライティング満点であっても、ライティングの点数がゼロだと不合格になってしまいます。
このように読み解くと、自分がどのような位置にいるかがわかります。
英検バンドの幅は級によって違う
バンドの幅
■一次試験
・1級 :+(=合格)は20バンド、-(=不合格)は78バンド
・準1級 :+(=合格)は18バンド、-(=不合格)は69バンド
・2級 :+(=合格)は17バンド、-(=不合格)は58バンド
・準2級 :+(=合格)は18バンド、-(=不合格)は51バンド
・3級 :+(=合格)は21バンド、-(=不合格)は42バンド
・4級 :+(=合格)は15バンド、-(=不合格)は24バンド
・5級 :+(=合格)は17バンド、-(=不合格)は28バンド
■二次試験
・1級 :+(=合格)は10バンド、-(=不合格)は25バンド
・準1級 :+(=合格)は9バンド、-(=不合格)は20バンド
・2級 :+(=合格)は7バンド、-(=不合格)は18バンド
・準2級 :+(=合格)は7バンド、-(=不合格)は16バンド
・3級 :+(=合格)は8バンド、-(=不合格)は14バンド
■スピーキングテスト
・4級 :+(=合格)は7バンド、-(=不合格)は13バンド
・5級 :+(=合格)は7バンド、-(=不合格)は11バンド
このように級によってバンドの数も違います。
どのように生かすのか?
個人成績表が届いたら、バンドを確認し
マイナスならば合格までどのくらいレベルが足りないかを判定できます。
合格している人も、どのくらいの余裕があったのかなど確認できます
SCBT英検2級 私の成績!!
一次バンド+3
二次バンド+1でした。
二次試験はギリギリでした💦
それもそのはず、二次試験では長い沈黙の末にやっと絞りだした言葉を一文話しただけですから。。。
それでも、なんとか合格しました。
とは言え、この成績表が届くころにはテストの記憶は残っていないですよね。
個人的な感想
試験終了後にできたことやできないこと、覚えていることをメモしておくとよかったなと思いました。
特に、リスニングが聞き取れたとか聞き取れなかったとか。
次回の試験の際には記憶が新しいうちにメモに残したいと思います。
成績表が届いたら、自分の記憶と照らし合わせてみましょう
英検CEFRとは?なんて読む?
英検CEFRとは
読み方は、「セファール」だそうです。
私は、読めなかったなー。
CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)とは、「ヨーロッパ言語共通参照枠」と呼ばれるもので、外国語の学習者、教授者及び評価者が、その熟達度を同一の基準で判断することが出来るように開発された枠組みです。20年以上にわたる調査・研究に基づいて、2001年に欧州評議会(Council of Europe)によって公開されました。
CEFRでは、外国語の熟達度をA1、A2、B1、B2、C1、C2(C2が最高レベル)の6段階に分け、それぞれについて、その言語を使って「具体的に何ができるか」という形(Can-do表現)で分かりやすく示しています。CEFRによる6段階は、英語だけではなく、多くの外国語能力の指標として、世界の国や地域で教育や仕事など多岐にわたる場面で活用されています。
日本英語検定協会
A1:学習を始めたばかりの者・初学者
A2:学習を継続中の者・初級者
B1:習得しつつある者・中級者
B2:実務に対応できる者・準上級者
C1:優れた言語運用能力を有する者・上級者
C2:母語話者と遜色のない熟練者」
この基準を用いているので、
自分の英語レベルを世界基準で確認できちゃう!ってことですね。
スコアは各回の全答案採点後、
統計的手法(Item Response Theory*)を用いてスコアを算出しているため、
受験者の皆さまがご自身の正答数でスコアを算出することはできません。
つまり、IRTをもとに試験を作成されているので、
試験の難易度や受検のタイミングで合否が決まることがないんです。
- ※Item Response Theoryとはテストにおける受験者の応答パターンを用いて、形式や難易度が異なるテストの結果を比較するための理論です。
IRTとは
項目応答理論(こうもくおうとうりろん)または項目反応理論(こうもくはんのうりろん)、
略称IRT (Item Response Theory; Item Latent Theory) は、評価項目群への応答に基づいて、
被験者の特性(認識能力、物理的能力、技術、知識、態度、人格特徴等)や、評価項目の難易度
・識別力を測定するための試験理論である。この理論の主な特徴は、
個人の能力値、項目の難易度といったパラメータを、
評価項目への正誤のような離散的な結果から確率論的に求めようとする点である。
項目応答理論ではこう言った運や問題の難易度による実力判定の困難さをもたらす要素をなるべく排除し、受験者の実力を正確に測ろうとする理論と言える。具体的には下記のモデルを用い、例えば10問の問題群で知識があれば8問以上解けて然るべき問題で散発的にしか正解出来ない場合はまぐれ当たりとみなし、1問あたりの配点を10点未満にするという処置を取れる。
このような採点方式が取られているのをご存じだったでしょうか?
英検では、4技能を正しく判定するためにこの採点方式が用いられています。
テストを復習することができないというか、必要がないんですね。
ですから、今年度は簡単だったから受かったとかいうことはないんですよね。
合格したということは、どの年度でも同じレベル。共通の英語力。
ということですね。
定められたレベルに合った能力という認定をされるということですね。
日本でも、TOEICやIELTSなどがこの方法で試験が作られています。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
これからも、誰かの役にたつような記事を書いていきたいと思います。
コメント、質問頂けると嬉しいです。

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