看護師ママ仕事復帰のために知っておくべきこと9つ紹介します。

【PR】この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

育休明け仕事復帰のために知っておくこと9つ解説

もうすぐ育休から復帰予定だけど、時短で働くってどんな感じなのかな?

今は、時短で働く人が多いから色々な人の例を見て自分に合う働き方を見つけるといいよ。

出産後に仕事復帰することは、看護師の世界で当たり前のことです。

周りの先輩ママナースは、出産後もバリバリ働いているけど自分は同じようには働けない。

育児と仕事がうまく両立できるか心配という方は多いと思います。

この記事は、

出産後に看護師として時短勤務を開始しようとしている方へ向けて書いています。

看護師ママとしての時短勤務経験をもとに、時短勤務のメリットデメリットや実際の仕事内容など復帰前に知っておくといいことを9つ書いています。

私は、10年以上前に出産し時短勤務をしていました。

当時は、時短勤務者は少なく出産後はフルタイムで働くことが当たり前の病院でした。

育児・介護休業法で事業主には3歳未満の子どもを養育する労働者に短時間勤務制度(1日6時間) の適用が義務付けられ、労働者から請求があれば、所定外労働・深夜労働の免除をしなければいけません。   日本看護協会HPより引用

私は、仕事に復帰する際に退職しようか悩みましたがとりあえず時間を短くできるならその制度を活用して働こうと思い出産後時短で復帰することにしました。

今思い返すと、いろいろ知っておけばもう少し楽しく働くことができたかなと思います。

今回は、そんな自分の経験を生かしてこれからい時短で復帰する看護師ママさんへの情報提供をしたいと思います。

1人目出産後の時間短縮勤務状況:私の経験談

  • 最初の時間短縮:10時から15時勤務 (通常勤務8時から16時45)
  • 最初の仕事内容は、おもにフリー業務でした
  • 復帰先:大学病院病棟 出産前8年間勤務
  • 復帰時期:1人目を出産し子供が1歳クラスの保育園に入る4月に仕事復帰
  • 復帰した部署:病棟(出産前と同じ脳神経外科)

\ママナースにおすすめの転職サイト/

ナース人材バンクHP

/業界最多数で手厚いサポート\

看護師としてママになってからの時短勤務中の病棟での仕事内容

毎日の業務としては、フリー業務が主でした。

基本的に受け持ち患者はいません。

仕事内容

  • シャワー介助、清拭などの保清
  • 検査の搬送、ストレッチャー、車いすの検査の人の搬送
  • おむつ交換、体位変換、褥瘡処置、点滴作成、交換
  • ICUへの申し送り、手術検査準備、入院患者を取るようになりました。

時短勤務出勤後のタイムスケジュール(10時出勤15時退勤)

10:00 出勤 仕事チェック(フリー用紙にその日にお願いしたい仕事の内容が書いてある) 情報収集

10:15 清拭、シャワー介助、搬送

13:00頃休憩 (休憩時間は45分間)

13:45 体位変換 ナースコール対応 残りの清拭などひたすら仕事をこなして15時まで働く

15:00 退勤 検査搬送などで遅くなっている場合は交代してもらっていました。

私は、このペースで1年間働きその後10時16時へ変更しました。

その後も1年ごとに30分ずつ朝を早くしたり、退勤時間を30分遅くしたりしてきました。

8時から16時30分勤務の時の働き方

・受け持ち患者4,5人+入院患者など

・リーダー業務、係業務も行っていました。

看護師ママ時短復帰:メリット

家事と育児の時間が作れた。

勤務時間が短いということは、家にいる時間が長いので家事や育児に充てる時間も長くなります。

この時短勤務の間に仕事と家事育児のバランスを考えて、自分に合う働き方を見つけるといいでしょう。

育児と仕事が大変なことは想定内です。

まずは、いろいろと試行錯誤して自分に合う働き方を見つけましょう。

時間短縮で働くことができるうちに、試行錯誤して自分のスタイルを見つけましょう。

看護師ママ時短復帰:デメリット

時間を気にして働く必要があるため、少し後ろめたい気持ちがあります。

自分がいない時間の仕事をほかのスタッフへお願いするので、頼みにくいスタッフと同じ勤務であったり帰り際に急変が起きると、帰ることは難しくなります。ですから、時短勤務の間は、少し遅れてもいいように余裕をもって時間設定をしましょう。

時間を延ばすことは、いつでもできますが時間を短くすることは難しいです。

勤務時間を考えるときは、余裕をもって時間を設定しましょう。

病棟での時短仕事内容:いろいろなスタッフの勤務時間を紹介

Aさんの場合(病棟勤務)

患者の体を拭く看護師のイラスト

勤務時間:9時ー16時 

仕事内容:受け持ち患者4・5人くらいでした。入院患者も含みます。

受け持ち患者がいると記録に時間がかかり16時には帰れないことが多いなという印象でした。

Bさん(外来勤務)

ショートカットの女性看護師のイラスト

勤務時間:8時30分~17:00(15分のみの時間短縮)

仕事内容:外来業務全般・リーダー業務も含む

遅番がいるので基本的には時間で帰れます。

Cさん(手術室)

スクラブを着た女性看護師のイラスト

勤務時間:9時~16時

仕事内容:手術室担当、外回り、直接介助 前日にどの部屋の担当になるかがわかる。

9時以降の手術担当になる。

9時開始の手術担当の場合は、30分くらい早く来ている。と話していました。

終わりの時間は、他のスタッフと交代してもらうのでほぼ時間で帰ることができる。

看護師ママ時短で働いている時のお給料

お金のこと気になりますよね。

時間短縮で働く場合のお給料はどの程度なのか?

時間短縮で働いていた間は、時間にすると、1日のうち3時間45分マイナスになります。

時間給にすると2000円位でした。(私個人の調べです。)

ざっくり計算すると、1日7000円程度のマイナスになります。

7000円(1日)×勤務日数(20日)=14万円 毎月12万円~14万円程度が引かれている状況でした。かなり痛い金額でした。。。

かなりのマイナス金額で、手取りは独身時代の半額以下でした。

でも、これも育児と仕事のバランスをつかむまでと覚悟して働けばあという間に過ぎていきました。

この時間短縮の間は、少し節約しなければいけなかったですが

とにかく仕事を続けけることが大切なので、まずは仕事が続けられるように無理なく働きましょう。

看護師ママ時間短縮勤務:夜勤しなくていいの?

時短勤務の間は、夜勤は免除されます。

小学校就学前までの子どもを養育する職員が、深夜労働の免除を希望した場合には、事業主は、その職員を深夜に労働させてはいけません(育児介護休業法第19条)。 日本看護協会HPより引用

時短でも曜日や、日時を限定して夜勤をしいてる人もいました。

私も、時短勤務の間月に1回夜勤を行うこともありました。

時短勤務でも、夫の協力を得て週に1回だけ曜日を決めて夜勤をしているスタッフもいます。

看護師ママ時短勤務は、子供が何歳まで時短で働けるの?

時短勤務で働くことができる子供の年齢は、各病院により違います。

基本的には、3歳になるまでは時短勤務で働ける病院が多いでしょう。

長いと、小学3年生まで時短勤務で働くことができます。

看護師ママ時短勤務先:独身が多い職場のメリットデメリット

メリット:通常業務以外の仕事をしなくても嫌味を言われない。

子供の用事が重なることがないので、お休みを取りやすい。

デメリット:忙しいと時短ということを忘れられてしまうので、時間で帰ることを自分でアピールしないといけない

常勤の人と同じ仕事内容を頼まれる。

子供のことなど相談できる人がいないので、仕事と育児の両立のロールモデルが身近にいない

看護師ママ時短勤務先:ママが多い職場のメリットデメリット

メリット:お互い時短なので、時間で帰れるように配慮できる。

子供のことや、学校のことで情報交換できる

デメリット:行事が同じ時期なので、皆の休みが重なると残って働いている人が忙しい

看護師ママ時短勤務:まとめ

出産後の復帰条件、時間短縮という働き方が浸透してきたのはこの10年くらいです。

今の時代に出産し子育てできる私たちは幸せなのだろうと思います。

しかし、時間を短くしたからと言って育児も仕事も楽になるわけではありません。

初めてのことだらけで困ってしまうことの方が多いです。

育児と仕事の両方を細く長く続けて行き、数年後、数十年後も幸せでいられるように働く時間を決めていけるといいでしょう。

      

おすすめ転職サイト

くみ

看護師歴20年のくみです。2人の子供のママ。出産後も大学病院で時短勤務として10年働いた経験あり。時短後の働き方に悩み退職。現在は看護師の仕事と共にWebライターとして活動中。仕事に悩む看護師さんのために自分の経験をもとにブログを書いてます。転職歴2回あり。

看護師転職サイトランキング

ナース人材バンク

レバウェル看護(旧看護のお仕事)

マイナビ看護師

  • この記事を書いた人

くみ

看護師歴20年のくみです。2人の子供のママ。出産後も大学病院で時短勤務として10年働いた経験あり。時短後の働き方に悩み退職。現在は看護師の仕事と共にWebライターとして活動中。仕事に悩む看護師さんのために自分の経験をもとにブログを書いてます。転職歴2回あり。

よく読まれている記事

-育休復帰前の準備
-