時短勤務の看護師として病棟で働いているけど、帰れないと悩んでいませんか?
時短勤務なのに、帰れないんです。


病棟の時短看護師は、定時で帰れないですよね。常勤の看護師と同じ数の患者の受け持ちに加えて、委員会の仕事もしている人が多いですよね。
この記事では、時短勤務の看護師が帰ることができるのか。
帰りやすい部署の紹介と定時で帰るためのコツをお伝えしています。
この記事を読むとわかること
- 時短勤務の看護師が病棟で実際働いて、定時で帰ることができるか
- 時短勤務の看護師が避けるべき部署
- 時短勤務の看護師が病棟で働くために必要なこと
私は2人の子供を出産し、合計10年間、脳神経外科、循環器内科、外来で時短勤務の看護師として勤務しました。
この経験をもとに本記事を解説していきます。
\\おすすめの看護師転職サイト//
病棟の時短勤務看護師は、定時で帰れる?
結論
病棟では、時短看護師が毎日定時で帰るのは難しい。
外来ではほぼ毎日定時で帰れる。
時短勤務の看護師が定時で帰れるかどうかは、働く場所や方法によります。
ただし時短勤務だからといって、外来なら必ず毎日定時で帰れるわけではありません。
時間短縮勤務でも、帰れない日もあることを理解して働く事が大切です。
時短看護師が帰れない理由
「2021年版看護師白書」によると、8割以上の看護師が時間外労働をしているという結果が出ています。
時間外労働が月に5時間未満である人から、月45時間以上の時間外労働をしている人もいるという結果になっています。
ナースが働く環境は、正直多忙な場所が多いです。
時短勤務の看護師も帰るのが難しくなってしまいます。

看護師の働く環境が忙しいので、時短看護師も帰れないよね。
時短看護師が帰れない理由
- 病棟が忙しそうで帰りにくい
- 自分の仕事を1人で頑張ってしまい終わらない
- 経験年数が長いので困っていないと思われてしまう
育休明けの時短看護師が復帰して、子育てと仕事を両立していくためには部署を選んだり、準備すべきことがいくつかあります。
私、準備してない。


と思っても、大丈夫。
この記事で解説していきます。
では、時短看護師が定時で帰るためにはどうすれば良いのでしょうか?
時短看護師が避けるべき部署や、時短看護師が定時で帰るためのポイントを解説していきます。
重要
病棟で時短勤務制度を利用しているけど、
毎日帰れなくてもう精神的にも肉体的にも限界を越えている。
と言う人は、無理せず異動やパートへの転職を検討しましょう。
ブラックな病院で働き、時短で帰れないと悩んでいるなら転職を検討しましょう。
ナース人材バンクに登録すれば、今の病院がブラックかどうかが分かります。

私もナース人材バンクに登録しています。
\国内最大級看護師の転職支援サービス
/業界最多数で手厚いサポート\
時短勤務看護師が避けるべき部署4つ
時短勤務でも帰りやすい部署ってありますか?


実際は、働いてみないと分からないけど避けた方がいい部署はあるよ
病棟看護師は定時で帰りにくいですが、全ての病棟の看護師が帰れないわけではありません。
ここでは、時短勤務の看護師が避けるべき部署について説明します。
常勤看護師が帰れない部署
常勤の看護師が、遅くまで残っている部署は避けましょう。
外来、病棟問わず常勤の看護師が定時で帰ることが出来ていない部署は時短看護師が帰れるわけがありません。
診療科問わず、常勤看護師が遅い時間まで残っている部署は避けましょう。
病棟の仕事は、自分ではコントロールできない仕事が多いです。

ママは、育児と両立できるように自分のペースでできる仕事を探そう
自分の経験がない病棟
自分の経験が病棟は、避けましょう
自分が経験のない部署は、仕事内容を理解するまでに時間がかかります。
部署の仕事がどの位大変で、時間がかかるのかわからないので、行動計画を立てにくいです。
定時で帰ることを目指すなら、自分の経験がない部署で働くことは避けましょう。
急性期病棟は避けるべき
急性期の病棟は避けましょう
急性期、外科病棟は急変や、緊急オペが多いので避けた方が良いでしょう
定時で帰りたいなら急性期病棟は、避けるのが無難です。
眼科外来・救急外来
眼科、救急外来は混んでいるので帰るのが難しいです。
予約制のクリニックや、総合病院や大学病院の外来
総合病院などの外来は、基本予約の患者さんのみで診察予約を取れるのは午前中までです。
時間外の診察は、救急外来で対応になるので通常の外来は定時で帰りやすいです。
ぶっちゃけ働いてみないと分からない

自分に合う合わないとかあるから働いてみないとわからないね。
職場の雰囲気や、メンバーにもよるので働いてみないと定時で帰れるかどうかは、分からないです。
普段から、他の部署のスタッフと情報を取り合い、どの部署なら定時で帰りやすいか確認しておくことをおすすめします。
普段から他部署スタッフと情報交換をしておこう
自分が働いてみないとわからないのでは、どこに異動したら良いかわかりません。
ナース人材バンクに登録して、情報収集をすれば自分に合う部署が見つかります。
登録は、30秒ほどで行えるので今のうちに登録しておくことをおすすめします。
\国内最大級看護師の転職支援サービス
/業界最多数で手厚いサポート\
\\おすすめの看護師転職サイト//
時短勤務看護師が定時で帰るためのポイント7つ
時短なのに、帰っているママさんもいます。
なんで私は、帰れないんでしょう。


大丈夫。時短看護師でも帰るためのコツがあります。
看護師が帰れない原因
- 病棟が忙しそうで帰りにくい
- 1人で頑張りすぎてしまう
- 経験があるので大丈夫だと思われやすい
時短看護師なのに、毎日定時で帰れないのは辛いですよね。
では、どうしたら時短看護師は帰ることができるのでしょうか。
病棟の時短看護師が、定時で帰るために必要なこと7つを解説します。
「定時で帰る」強い意思を持つ
とにかく帰る気持ちがないと帰れないです。
毎日定時で帰れるように自分自身が意識しましょう。
残っている仕事はスタッフに任せて定時で帰ることを心がけましょう。
時短看護師として定時で帰るためには、仕事を残しても仕方ないと割り切って働くことが必要。
細かい計画を立てるてて時間を確保
行動計画を立てる際にも、必ず定時で帰れるように計画を立てることは必須です。
時短看護師が定時で帰るためには、細かな計画を立てることが必要です。
計画立案のポイント4つ
- 準備や、片付け、記録の時間も計画に入れる
- 人数が必要な処置や保清については午前で終わらせるように計画立てる
- 力仕事や、1人では出来ない仕事は、人の配置をリーダーと調整しておく
- 受け持ち患者さんともよく相談して、当日の保清を計画する
計画を立てた時点で、「無理と確定」したらスタッフに頼むことを決めておきましょう。
ネックになってくるのが、記録です。
座って記録する時間ないんです。


病棟では、座って記録する暇ないですよね。私がやっていた記録の時間確保を教えますね。
日々の看護記録・サマリーの記録時間確保
- 記録時間を確保できるようリーダーや師長と交渉する
- 個室など隠れた場所で書いてしまう
- 単語登録機能で定型文を作成しておく
- ○○時以降に記録しないといけないというルールがあるもの以外の記録をできるだけ早い時間に行う
これも忘れずに!
名もなき細かい作業も、ついでにできると思わず計画に入れておくことが大切です。
持ち物の工夫
持っている物を工夫すると、5分短縮できます。
5分くらい大したことないと思わず、細かな所で工夫しておくことで時間の貯金を作ることができます。
持ち物を工夫して5分の時間貯金で余裕を持とう
おすすめ記事:【育休明け看護師ママ必見!】おすすめ看護師時短グッズで持ち物については紹介しています。
帰ることが「当たり前」と思わない
自分だけが特別と思わない事が大切です。
時短だから帰れて当たり前と思わず働きましょう。
メンバーとの協力で、時短勤務が出来ています。
感謝の気持ちを忘れず働きましょう。
コミュニケーションをとる

普段からスタッフとコミュニケーションを取り、病棟の状況を理解しておくことが重要です。
相手を理解することで、自分のことも理解してもらえます。
- スタッフとコミュニケーションをとり、日々の業務の協力体制を築く
- 師長とコミュニケーションをとり業務全体の相談を出来るようにす
自分の希望を理解してもらうためにも、こまめにコミュニケーションを取ることが必要です。
出来る仕事を先取り
時短勤務をしていると、仕事を頼まれても断ることが多いと思くて悪い気がします


頼まれたことを、いつも「出来ない」と断っていると心苦しいですよね。
自分のペースで仕事ができるので、率先して仕事を引き受けることも必要です。
重要
自分から出来ることを伝えて、時には、率先して仕事を引き受けましょう。
受け持ち患者の仕事に余裕がある日は、率先して他スタッフの手伝いなど行いましょう。
可能な限り、カンファレンスの準備を手伝ったり、係業務で気付いたことを伝えてみるのも良いです。
同じ患者を受け持つ
日々の受け持ち患者さんを相談しましょう。
同じ患者を受け持てば、情報収集が楽になります。
余裕があれば、次の日の準備を行うこともできるので時短になります。
時短看護師が帰れないときのために準備すること4つ
時短看護師であっても、病棟で働いていると帰れないことも多いです。
帰れないことを想定して、準備しておくことは自分自身を助けます。
自分自身が安心して働ける環境を整えることも、時短勤務看護師には必要
時短看護師として病棟で働くために、準備することは以下の4つです。
時短看護師が、帰れないときのために準備すること4つ
- 職場の近くに引っ越す
- 延長保育可能な保育園に預ける。
- 家族の協力態勢を整えておく
- 時短勤務でも帰りやすい所の情報収集をしておく
1職場の近くに引っ越す
時短看護師になってから、職場の近所に引っ越す人もいます。
通勤時間が短ければ、仕事が少し長引いても問題ないですね。
2延長保育がある保育園に預ける
定時で帰れないことを想定して、延長保育可能な保育園に預ける。
もしもの場合に備えて、延長保育可能な保育園に預けましょう。
3家族の協力体制を整えておく

家族にお迎えを頼んだり、急な発熱の時に世話を頼めるよう普段から相談しておくと良いでしょう。
夫や、母の手伝いが可能か相談しておく事も必要です。
周囲の協力が得られるならば、拒まず協力態勢を整えよう。
自分1人で頑張りすぎないことが大切です。
4時短勤務でも帰りやすい求人の情報収集をしておく

時短勤務で帰りやすい場所は、大学病院の外来です。
私が働く大学病院では、
3時間45分時短勤務可能です。
子どもが小学3年生まで時短勤務を続けられます。
長く時間短縮が取れる、病院に転職するのも良いでしょう。
看護師転職サイトに登録して、時短看護師が働きやすく育児と両立できる職場を探しましょう。

賢いママさんは、転職サイトに登録して働きながら仕事を探しているよ。
\\おすすめの看護師転職サイト//
時短看護師でも残業代でる?
時短勤務で給料だけ減っているのに、残業ばかりだと体がもたないですよね。
「時短勤務の場合、残業代は出さない。」という職場もあります。
時短看護師になって、私の収入は10万円/月以上減りました。
生活を考えるとかなり辛いですよね。
ボーナスは、常勤と同じようにもらっていました。
パート勤務では、ボーナスを同額もらうのは難しいでしょう。
時間短縮勤務のメリットも理解して置くことが大切です。
こちらの記事もおすすめ
収入が減った分をどう補うか、「時短看護師の給料は?」の記事で解説しているのでぜひ参考にしてください
副業に興味がある方は、こちら「副業で収入アップ」の記事が参考になります。
時短看護師は迷惑?
時短で働いていると、仕事を残してしまい迷惑かなと気になることもありますよね。
皆が定時で帰れないのに、時短勤務の自分だけ帰ってしまうのは迷惑じゃないか。

時短勤務者だけ定時で帰ると、職場に迷惑がかかるんじゃないかなと私も思っていました。
常勤と同じ量の仕事が出来ないことを気にすることはないです。
時短看護師が迷惑に思われないように働くためにはこちらの記事が参考になります。
転職サイトを利用して転職する

時短看護師が、転職する場合子育てや家事で時間が限られてしまいます。
転職の際は、1人で頑張りすぎず、転職サイトを利用しましょう。
時短勤務をするには、条件を設けている場合があります。
正確な情報を知るためにも、転職サイトに登録して情報収取をしておきましょう。
転職サイトに登録すれば病院の雰囲気や、働きやすさなど細かな所も相談できるのでおすすめです。
\国内最大級看護師の転職支援サービス
/業界最多数で手厚いサポート\
合わせて読みたい
まとめ

時短看護師は帰れる?
結論
時短勤務看護師が、病棟で毎日定時で帰ることは難しい。
けれど、場所を選んで働き方を工夫すれば帰れる。
時短勤務の看護師は働き方を工夫して、仕事を続けることが大切です。
定時で帰るという強い気持ちを持って働くことで、自分の働きやすさも変わります。
大切なことは、時短勤務にしている理由を思い出すことです。
子供と一緒の時間を大切にしたい。
子育てと仕事のバランスを取りたい。という思いがあると思います。
育児のための時短勤務を行う看護師は、
帰れない日があるため時間に余裕を持つことが大切。
時短勤務なのに帰れないと悩んでいると辛くなってしまうので、

時短勤務看護師をして、自分らしい仕事と育児のバランスを見つけていこう
子供との時間を楽しめないような仕事の仕方は良くありません。
子育てのための時間短縮勤務なので、子育てを楽しめるよう仕事を続けて行きたいですね。
働く時間に悩んでいる人は、転職して環境を変えることも必要です。
子育てと仕事のバランスを大切に仕事を続けましょう。

子育てと仕事両立したいなら転職かな。

悩んでいるなら完全無料の看護師転職サイトに登録がおすすめ。
自分の悩みに合った転職先が見つかるよ。
登録無料で、看護師ならみんなが利用しているから安心だよ。
看護師転職サイトに複数登録しておくと情報の比較ができるのでおすすめです。
看護師転職サイトに登録して
- 今の職場より有休を多く使いゆるく働きたい
- 今より年収を上げたい
- 人間関係がよい職場で働きたい
- 看護師としてのキャリアも大切にしたい
こうした希望を転職エージェントに伝えましょう。
自分に合う職場がきっと見つかります。
今の働き方を見直して、楽しく看護師の仕事を続けましょう。
おすすめの転職サービス
\\おすすめの看護師転職サイト//